京童
きょうわらべ異読 きょうわらんべ・きょうわらわ
名詞
標準
Kyoto's children
文例 · 用例
「高蹈派」といふ名称は、何人に加へられたる者なるか、吾人之を知る能はず、然るに例の口善悪なき京童等は、高蹈派とは足の無き仙人の事なり、足の無き仙人とは「文学界」の連中であらうなど言散らして、矢鱈に仙人よばりせられんは余り嬉しき事にあらず。
— 北村透谷 『人生の意義』 青空文庫
人性といふ字も人情といふ字も余り見受けざれば、京童が誤解の種も自然少なき筈なり。
— 北村透谷 『人生の意義』 青空文庫
口性なき京童は、「藤十郎どのの伊左衛門は、いかにも見事じゃ、が、われらは幾度見たか数えられぬ程じゃ。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
己が工夫が拙うては、近松門左が心を砕いた前代未聞の狂言も、あたら京童の笑い草にならぬとも限らない。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
が、この興行の評判に連れて、京童の口にこうした※話が伝えられた。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
その死因に就ても、京童は色々に、口性ない噂を立てた。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
口性ない京童の埒もない沙汰じゃ。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
今ぞ興あり、怨みあるその世の記念、古鏡、わがふところに藏め得ば、京童は嘲るも、世の煩らひを打ち捨てて、もの狂はしき身とならむ。
— 薄田泣菫 『泣菫詩抄』 青空文庫
作例 · 標準
古都の風情を映すかのように、川沿いを無邪気に遊ぶ京童の姿があった。
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絵巻物には、着物姿の京童が楽しそうに遊ぶ様子が描かれている。
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昔話に出てくる京童は、いつも元気で活発だったと祖母が語っていた。
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標準
Kyoto's young people, who are noisy and gossiping on the least pretext
作例 · 標準
「!なんだ、あの騒がしい連中は? まるで京童みたいだ。」
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噂話ばかりしている京童たちのせいで、近所はいつも騒がしい。
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あの京童たちは、すぐに集まってはくだらない話で盛り上がっている。
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