組んず解れつ
くんずほぐれつ
表現名詞-の形容詞
標準
locked in a grapple
文例 · 用例
………どう云う拍子でこんな事を考え始めたものか、判然しないが、私の足が暗闇で一生懸命跛足を曳いて居る間に、私の頭は頻りにこう云う真理を発見する事に努力し出して、それからそれへと纏まりのない思想の断片が脳中を組んず解れつした。
— 谷崎潤一郎 『The Affair of Two Watches』 青空文庫
かくて四本の腕は超人的怪力をもって組んず解れつした。
— モウリス・ルブラン 『水晶の栓』 青空文庫
その間にも、組んず解れつ、焔の塊は互いに往来を逐いつ転げつしていたが、私にもようやくおぼろ気ながらに、この場の様子が呑み込めてきた。
— 橘外男 『生不動』 青空文庫
そしていずれも烈しい焔を全身から放った火達磨のような恰好で、組んず解れつ街路を転げ廻っている。
— 橘外男 『生不動』 青空文庫
たちまち、取組み合って、くんずほぐれつする凄じい物音が監房内部で起った。
— 宮本百合子 『一九三二年の春』 青空文庫
猫の子の巾著なぶる涼みかな 去来猫の子のくんずほぐれつ胡蝶かな 其角 その代り気が利く方からいうと、江戸の方が気が利いて居るでしょう。
— 正岡子規 『俳句上の京と江戸』 青空文庫
碁会所は達人だけが来るわけではなく初心者もくるから、初心者相手にくんずほぐれつやったらお前さんも溜飲が下るだろう、とすすめて碁会所をひらかせた。
— 東京ジャングル探検 『安吾巷談』 青空文庫
この際、熊を相手にくんずほぐれつの仕儀となりました。
— 不破の関の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
二人のレスラーは、激しい組んず解れつを繰り広げた。
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子供たちは芝生の上で、楽しそうに組んず解れつしていた。
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「おお、すごい!二人が組んず解れつしてる!」
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