南大門
なんだいもん
名詞
標準
main southern gate (of a temple, castle town, etc.)
文例 · 用例
ある冬の朝、南大門駅の乗換の所で、偶然その少女に(全く先方もどうかしていて、ひょいとそうする気になったらしいのだが)正面から挨拶され、面喰ってそれに応じた彼の、寒さで鼻の先を赤くした顔つきを。
— 中島敦 『虎狩』 青空文庫
約束の南大門駅の一、二等待合室に行って見ると、だが、もう趙は来ていた。
— 中島敦 『虎狩』 青空文庫
行長、清正の二軍は、忠州に相会した後再び路を分って進み、五月二日の夕方に清正は南大門から、行長は東大門から京城に入城した。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
湛慶滝 仏師湛慶この滝に籠り、東寺南大門西方力士を、きざまんと欲して祈願をこむ。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
南大門の仁王は鎌倉時代のものでこの方が世間の評判が高いが、法隆寺の仁王の方も実に立派であると、帰って来てから岡倉氏へ報告をしたことであったが、氏も意を得たようにいっておられました。
— 奈良見物に行ったことのはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
「すると興福寺の南大門の前で、思いがけなく顔を合せましたのは、同じ坊に住んで居った恵門と申す法師でございます。
— 芥川龍之介 『竜』 青空文庫
恵印はどうやら赤鼻の奥がむず痒いような心もちがして、しかつめらしく南大門の石段を上って行く中にも、思わず吹き出さずには居られませんでした。
— 芥川龍之介 『竜』 青空文庫
そこで恵印は約束の手前、今更ほかに致し方もございませんから、渋々叔母の尼の伴をして、猿沢の池が一目に見えるあの興福寺の南大門の石段の上へ参りました。
— 芥川龍之介 『竜』 青空文庫
作例 · 標準
東大寺の南大門にそびえ立つ金剛力士像の迫力には圧倒された。
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かつて城下町の入り口として機能していた南大門が、今は観光の名所となっている。
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待ち合わせは南大門の前でいいかな?
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ウィキペディア曖昧さ回避
南大門(なんだいもん)は南に面した正門のこと。 南大門(なんだいもん) - 仏教寺院の正門。 東大寺南大門 金剛力士像がある (仁王像) 法隆寺南大門 都城などの正門。 南大門(남대문、ナムデムン) - 大韓民国・ソウル特別市にある崇礼門の通称。
関連項目
出典: 南大門 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0