乳臭
にゅうしゅう
名詞
標準
boyishness
文例 · 用例
イフヒムの奴も太腐れて居やがる癖に、胸三寸と来ちゃからっきし乳臭なんだ。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
乳臭い青二才にも、旦那と云ってお辞儀をする。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
誰かその熱に感じて、桂冠を乳臭兒の頭に加へし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
彼は未熟なる知識を糧とせる乳臭児の襲撃を受けて、知識の事ならば我れいかで汝に譲らんやとて、暫し病苦と悲境とを忘れて嘲弄的逆襲に出たのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
乳臭い子供の匂いや、妻のムッとくる膚の臭いを探がした。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
理想などということを言い出すと、まだ世間を知らぬ乳臭児のように一言のもとに言い消される。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
つるつる滑る乳臭い唇だ。
— 横光利一 『御身』 青空文庫
なほその次に吾孫|興邦はなほ乳臭机心失せず。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
作例 · 標準
彼はまだどこか乳臭が抜けきっておらず、大人になりきれていない幼さがある。
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若手の議員は、ベテラン勢から「乳臭が消えてから出直してこい」と一喝された。
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赤ん坊の寝顔からは、ほのかに甘い乳臭が漂ってきて、見ているだけで癒される。
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