人物評価
じんぶつひょうか
名詞
標準
character evaluation
文例 · 用例
女は英雄が好きという古来の皮肉は、女が自立的な人物評価の力を持たないことを語っているものであり、同時に歴史的に人の動きを把握する力を持たなかった今日までの文化の低さへの諷刺である。
— ――世界と日本の文化史の知識―― 『世代の価値』 青空文庫
ところが実力といつても各人各様で、人物評価の規準といふものは時代により流行によつて変化する。
— 坂口安吾 『家康』 青空文庫
礼儀正しく、対局態度は静かで、一言にして重厚という大そうな人物評価を得ていた。
— 坂口安吾 『九段』 青空文庫
時には感心するような意見も吐くが、屡々手のつけようのない無軌道なところをみせ、芸術家という仕事の性質も一応彼に対する無意識の尊敬にはなつているが、増田自身の人物評価の標準からすれば、自分より彼の方が数等上手だとは思いたくなかつた。
— 岸田國士 『この握りめし』 青空文庫
ところが実力といっても各人各様で、人物評価の規準というものは時代により流行によって変化する。
— 坂口安吾 『家康』 青空文庫
○ 本章は、孔子の子路・冉求についての人物評価でもあるが、孔子にとつて一層大切であつたのは、その評価を通じて、季氏の僣上は対し痛烈な批判を加えることにあつたのである。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
彼等夫妻がある都会のホテルに滞在していたとき毎日細君に花束を届けてよこした一人の人間を、そのことからいい人間、チストカが意外ないい人間という風に判断するとすれば、それは最も凡俗な女流作家或は文学少女の人物評価の基準でなければなりません。
— 一九四〇年(昭和十五年) 『獄中への手紙』 青空文庫
それと、古人の在世中から死後にかけて、世間の輿論的な人物評価が漂っている点もあるので、逸話の集録だけを読んでも、そこに一つの伝記が窺えるかと思う。
— 吉川英治 『随筆 宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
人事評価では、個々の社員の人物評価が重要視される。そのリーダーは、部下の人物評価を的確に行い、成長を促す。「今回のプロジェクトでの君の人物評価は、非常に高いよ。」
Illusions AI · gemini-2.5-flash-lite