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バラ

ばら
名詞
1
標準
文例 · 用例
即ち例えば「春が馬車に乗って通って行った」とか、「彼女はバラ色の食慾で貪り食った」とか、「馬の心臓の中に港がある」とかいう類の行句であって、近時に於ける自由詩の大部分は、たいていこの種の詩句を、五行十行にわたって連続させたものである。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
何よりもその證據は、子供たちの悦ぶ映畫が、常に忍術使ひの出るチヤンバラ劇と、奇々怪々の夢に充ちた漫畫映畫と、ポンチ的諧謔のチヤツプリンとに限られてゐる。
萩原朔太郎 童話と教育について 青空文庫
総じて陰気くさくつて而もバラ/\だ。
中原中也 生と歌 青空文庫
鼠色の印象(暴風雨前の富士山及び白峰山脈) 汽車の中は、蒸されるように混んだ、肘と肘と触れ、背と背と合された人々が、駅ごとに二、三人ずつ減る、はてはバラバラになって、最後の停車場から、大きな、粗い圏を地平線に描いて散った、そうして思い思いの方向へと往った。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
そのプロレタリア街の、製材所の切屑見たいなバラックの一固まりの向うに、運河があった。
葉山嘉樹 生爪を剥ぐ 青空文庫
昼過ぎから猛烈な吹雪が襲って来たので、捲上の人夫や、捨場の人夫や、バラス取り、砂揚げの連中は「五分」で上ってしまった。
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
ドドーン、ドドーン、ドーン、バラバラ、ドワーン 小林の頭上に、丁度、彼自身の頭と同じ程の太さの、滅茶苦茶に角の多い尖った、岩片が墜ちて来た。
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
橋を作る時に拵らへたセメント置場か何かのバラックである。
葉山嘉樹 氷雨 青空文庫
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バラ(薔薇)は、バラ科バラ属の総称である。あるいは、そのうち特に園芸種(園芸バラ・栽培バラ)を総称する(花が鑑賞用や食用とされる。)本項では、後者の園芸バラ・栽培バラを扱うこととする。

出典: バラ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0