宙乗り
ちゅうのり
名詞
標準
midair stunt
文例 · 用例
」 と鼻の下を長くして、土間|越の隣室へ傾き、「豪いぞ、金盥まで持ち出いたわ、人間は皆裾が天井へ宙乗りして、畳を皿小鉢が躍るそうな。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
八十三歳にて石川五右衛門の宙乗りを勤め、東京の観客を驚かしたり。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
その他、茶碗が宙乗りをしたり、砥石が屋根から落ちて来たり、怪事は次から次へと尽きなかった。
— 田中貢太郎 『唖の妖女』 青空文庫
この小屋は軽業師の一座で、舞台では春風小柳という女が綱渡りや宙乗りのきわどい曲芸を演じていた。
— 石燈籠 『半七捕物帳』 青空文庫
七段返しに宙乗り踊り、太夫は美人で年が若うて、いずれも南蛮渡来の珍しい玉乗り。
— 南蛮幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
まだその上に中村|芝翫は一月二十五日、美濃の多治見の旅興行先で、法界坊の宙乗りを仕損じて舞台に落ちて、右の足をくじいた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
明治二十六年、かれは岐阜県多治見町で興行中に、法界坊の宙乗りから墜ちて片足を挫いた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
と、風をついて滑走していた機が――じっさいいつからともなく――ふわりと宙乗りをはじめたらしい。
— 虹を渡る日 『踊る地平線』 青空文庫
作例 · 標準
歌舞伎役者が宙乗りを披露すると、観客からは大きな拍手が沸き起こった。
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演劇のクライマックスで、主人公が宙乗りで登場する演出に度肝を抜かれた。
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あのテーマパークのショーでは、パフォーマーが宙乗りで会場を一周する。
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