布山
ぬのやま
名詞
標準
文例 · 用例
この中で新らしいのが「麻布山」「童と母」の長歌。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
麻布山麻布山浅く霞みて、春はまだ寂し御寺に、母と我が詣でに来れば、日あたりに子供つどひて、凧をあげ独楽を廻せり。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
なほ「童と母」「麻布山」の如きは葛飾に於て成れりと雖も、その取材に至つては曩の麻布の生活に得たるものなり。
— 北原白秋 『篁』 青空文庫
尤も「童と母」「麻布山」の二篇はその以前の作である。
— 北原白秋 『「白秋詩集」第一巻解題』 青空文庫
此人俄に改め一七日にして石を布山を平ぐ、云々。
— 伊波普猷 『浦添考』 青空文庫
――そして食堂を出るとすぐ警視庁へ電話をかけ、かねて父の友人としてよく知っている布山刑事課長を呼んで何やら頼んだ後、紙丸の中に入っていた入場券で劇場の中へ入った。
— 山本周五郎 『劇団「笑う妖魔」』 青空文庫
その頃は伯父も別府にいて、夏休みに弟と一緒に遊びに行った時、由布山へ登るというので、伯父が二人をつれて行ったのである。
— 中谷宇吉郎 『由布院行』 青空文庫
鶴見山、由布山のなだらかな麓に、針葉樹の黒い密林が望まれる。
— 中谷宇吉郎 『由布院行』 青空文庫