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摘み草

つみくさ
名詞
1
標準
picking herbs and wildflowers
文例 · 用例
やがてトシオが来たのは、春の頃、トシオが雲雀の声を聞き乍ら、お友達とのどかに摘み草をしたり、夏のみずみずしい緑葉をふみ乍ら、姉様達と蛍狩をした、広い野原でありました。
岡本かの子 トシオの見たもの 青空文庫
摘み草して遊ぼうや」 花子の手近につくしん坊が一本ありました。
岡本かの子 花子 青空文庫
……時間を思っても、まだ小学校前らしいのが、手に、すかんぼも茅花も持たないけれど、摘み草の夢の中を歩行くように、うっとりとした顔をしたのと、径の角で行逢った。
泉鏡花 若菜のうち 青空文庫
二人の仲よしは、芹だの、蓬だのと、毎日のやうに、湖に沿ふて遠くまで摘み草に出掛ました。
野口雨情 虹の橋 青空文庫
蓮華や蒲公英が咲いて……野良のポカポカする時分の摘み草なんか、真実に面白うござんすよ。
徳田秋声 新世帯 青空文庫
その摘み草が大へん面白かったので、お高は、また一日どこかへ遊びに行きたいと思っていた。
林不忘 巷説享保図絵 青空文庫
一度、摘み草を兼ねて、ハイキングのつもりで土浦の旧桜川へ出かけたとき、家内も子供も尺ブナを釣りあげた。
三遊亭金馬 江戸前の釣り 青空文庫
「ほんまに今日はええお天気どすな」と、要と一緒にそろりそろり先へ行きながら、お久は晴れわたった空を仰いで、「こう云う日には摘み草がしとうて、………」と、不平らしく口のうちで云った。
谷崎潤一郎 蓼喰う虫 青空文庫
作例 · 標準
春の陽気に誘われて、河原へヨモギやツクシの摘み草に出かけた。
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摘み草で集めた野草を天ぷらにして、季節の味を家族で楽しんだ。
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彼女は小さな籠を片手に、道端で可憐な花の摘み草をしていた。
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