様親
さまおや
名詞
標準
文例 · 用例
「こちらでは夢にも知らないことでおじゃりますのに、古島様親子はこのように申されて、ことのほかご立腹あそばされたのでおじゃります。
— 因縁の女夫雛 『右門捕物帖』 青空文庫
「その上様親切だったかな、火事を起こしたあの晩に?
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
あの方は、若旦那様親子を殺したのでございます。
— 坂口安吾 『復員殺人事件』 青空文庫
「コラ、文代、貴様親を裏切る気か」 源造の恐ろしい目が、刺す様に睨みつけた。
— 江戸川乱歩 『魔術師』 青空文庫
檢屍の濟まぬ死體は、まだ家の中へ入れるわけには行きませんが、兎にも角にも、松五郎を家の中へ押し込め、人心地もないほど興奮する新助は、茂七を付けて寮へ引取らせ、直ぐ樣親の喜兵衞に來るやうにと、日本橋の相模屋まで使の者を出させました。
— 死の矢文 『錢形平次捕物控』 青空文庫