神拝
しんぱい
名詞
標準
文例 · 用例
三日、癸卯、晴、鶴岳宮の御神楽例の如し、将軍家御疱瘡に依りて御出無し、前大膳大夫広元朝臣御使として神拝す、又御台所御参宮。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
十一日、乙卯、晴、阿闍梨公暁鶴岳別当職に補せらるるの後、始めて神拝有り、又宿願に依りて、今日以後一千日、宮寺に参籠せしめ給ふ可しと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
三日、癸卯、晴、鶴岳宮の御神楽例の如し、将軍家御|疱瘡に依りて御出無し、前大膳大夫広元朝臣御使として神拝す、又|御台所御参宮。
— 太宰治 『鉄面皮』 青空文庫
旧八月から九月にかけて、一戸から一人づゝ、一門中一かたまりになつて遠い先祖の墓や、一族に由緒ある土地・根所、其外の名所・故跡を巡拝して廻る神拝みと言ふ事をする。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
丁度その頃、父は遠い常陸の国に、供者もわずか数人具したぎりで、神拝をして巡っていた。
— 堀辰雄 『姨捨』 青空文庫
明あかと照る神島を かへりみにけり波の音 とほくすみつゝ、松山の冬日明るく 神いますなり磯山の日ざし明るきに、「伊勢両宮 大神拝所」ひそかなりけり崎山の 海風とよむ昼の空。
— 折口春洋 『鵠が音』 青空文庫
北条|誅滅、王政一統、ふたつながら大願の成った報告がおこなわれ、天皇神拝の御儀に次いで、玉串がささげられる。
— 建武らくがき帖 『私本太平記』 青空文庫