のし紙
のしがみ
名詞
標準
wrapping paper for a present
文例 · 用例
勉は忘れていたが、二人がいよいよ結婚するとき、勉は牛や馬を貰うのではないから「のし紙」など親にやるに及ばぬと頑ばり、乙女の母親は、牛や馬でないからこそせめて「のし紙」一枚なりと親から出して貰いたいと泣いた。
— 宮本百合子 『小祝の一家』 青空文庫
のし紙50 Yへやるお礼のしゃぼん30円×7=210 竹のいい耳かき1円 脱脂綿20十三日(水) きのうの『読売』に国鉄のフラクションの頭の方が全部箇有名詞を並べてかいてあった。
— 一九四七年(昭和二十二年) 『日記』 青空文庫
さうでもなきや、親分は何時まで番頭とやり合つて居るか解らねえ」 ガラツ八は懷から淺黄の手拭を一と筋、のし紙に包んだまゝのを出しました。
— 平次屠蘇機嫌 『錢形平次捕物控』 青空文庫
そうでもなきゃ、親分はいつまで番頭とやり合っているか解らねえ」 ガラッ八は懐から浅黄の手拭を一と筋、のし紙に包んだままのを出しました。
— 平次屠蘇機嫌 『銭形平次捕物控』 青空文庫
さらにいじらしいことには、小さい小さいのし紙を胸に下げて、そこに「アッコオバチャン」「ヤスコ」と書いた一寸ほどのもんぺをはいたコケシ人形が現れました。
— 一九四三年(昭和十八年) 『獄中への手紙』 青空文庫
「それはもちろんのことです」主人はちょっとにこついて見せたが、また持ち前のしがみッ面に返って、「青木があの時|揃えて出してしまえばよかったに、なア」と、お貞の方をふり向いた。
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
村をはずれると、平らな雪路は殆んど直立とも思われる崖の中復に、棚のようにかかっていて、右は樅や雑木のしがみついた絶壁の麓に、深くたたえた湖の色は、雪空のせいか、何とも云えず物すごい。
— 辻村伊助 『スウィス日記』 青空文庫
丸木のしがみついている自動車は、どうやらこの川のうえに落ちそうに見えた。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
作例 · 標準
贈り物は、のし紙で美しく包まれ、絹の紐で結ばれていた。
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彼女は、ちょっとした感謝の印に、シンプルなのし紙を選んだ。
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この店では、様々な機会のためのし紙を取り揃えている。
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