略論
りゃくろん
名詞
標準
文例 · 用例
この後ち明治七年六月になって、箕作麟祥博士が仏人モロー・ド・ジョンネの著書を翻訳して文部省から出版せられたものには「統計学一名国勢略論」という標題を用いられた。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
而してその攘夷なるものは、無謀の攘夷に非ず、いわゆる敵愾的精神を発揮して、遠馭長駕を事とし、溢れて疎枝大葉の侵略論となるも、決して自屈籠城の鎖国的|臼※に陥らざりしなり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
これをどうするかというに、少年|客気の人は侵略論を唱えるそうである。
— 大隈重信 『東亜の平和を論ず』 青空文庫
とりわけマルクス=レーニン主義の国家死滅論は、極めて計画的に作り上げられた革命戦略論であるだけに、理論的な謀略と非科学的なユートピアを基礎とした矛盾と逆説をはらんでいる。
— 矢部貞治 『政治学入門』 青空文庫