袖乞い
そでごい
名詞動詞-サ変
標準
beggar
文例 · 用例
太宰府訪でし人帰りきての話に、かの女乞食に肖たるが襤褸着し、力士に伴いて鳥居のわきに袖乞いするを見しという。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
が、その媚や微笑の底には、袖乞いのような卑しさや、狼のような貪慾さが隠されていた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
」 お君の袖乞いことばを真似るのが忌な者は、黙って門の外に立っているよりほかはなかった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
甚太夫は袖乞いに出る合い間を見ては、求馬の看病にも心を尽した。
— 芥川龍之介 『或敵打の話』 青空文庫
身なりと全体の様子で、二人は彼を全くの乞食、街頭における本物の袖乞いと思い込んだらしい。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
あのひとはごほんごほん咳をして、袖乞いをする。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
これでもう五たびか六たび、功兵衛が通りかかると袖乞いをするのであった。
— 山本周五郎 『醜聞』 青空文庫
「そのほういま私の名を呼んだようだな」功兵衛は相手の動作に注意しながら云った、「また、いつも私だけに袖乞いをするそうだが、いったいそのほうはなに者なんだ」 乞食は片手を出しながら、酒がきれて苦しいから、五十文ばかり恵んで下さいと云った。
— 山本周五郎 『醜聞』 青空文庫
作例 · 標準
昔、道の角にはいつも袖乞いが立っていたという。
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彼は、困っている人から袖乞いをしないよう注意した。
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袖乞いをする人々に、行政はどのような支援をしているのだろうか。
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