名子
なご
名詞
標準
lower class peasant (during the Middle Ages and early modern period)
文例 · 用例
この道路の中で、七瀧の大きな谷、女峰の劍の峰の眺望、富士見越の途中から遙に遠くその髣髴を認めることの出來る三界瀑、大眞名子の千鳥返しといふ難所のあるあたりの眺望、太郎山の御花畑、金田峠の上から見た連山の起伏などが深く私に印象されて殘つてゐた。
— 田山花袋 『日光』 青空文庫
鳥名子舞は、伊勢神宮で久しい伝統を称してゐるものである。
— 折口信夫 『国文学の発生(第二稿)』 青空文庫
後世ひよ/\舞と言はれる鳥名子舞・侏儒の物まね(殊舞と書くのは誤り)なるたつゝまひ、水に溺れる様を演じる隼人のわざをぎ――海から来る水を司る神、作物を荒す精霊との争ひの記憶が大部分に這入つてゐる――さうしたふりごととしての効果は、此二首にも、十分に現れて居る。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
田所君報告の寛永十一年阿波国板野郡|神宅村の夫役帳によると、一、六歩 本百姓 作太夫 (歩は夫役のこと)一、弐歩 右之|下人 喜七郎一、弐歩 右之|名子 庄三郎一、三歩 間人 藤右衛門一、弐歩 右のおぢ 善太夫 などと見えている。
— 喜田貞吉 『間人考』 青空文庫
眼を上げると奥白根の雪に輝くドームが正面に聳え、左に錫と笠の二山、右に山王帽子、太郎、真名子、男体の諸山が控え、笠と三ヶ峰との間には燧岳の双尖が天を劃している。
— 木暮理太郎 『皇海山紀行』 青空文庫
自分は東京市の西から北にかけて見渡すことの出来る山々を、関東の両大関とも云う可き浅間山と男体山との間に限って了ったが、男体の東には大真名子、小真名子、女貌、赤薙などの日光山彙が続き、稍や離れて高原山、其右に大佐飛山、更に最も右に離れて北微東に那須火山塊が見られるのである。
— 木暮理太郎 『望岳都東京』 青空文庫
小真名子山 (二三二二) 日光火山群 凌雲閣。
— 木暮理太郎 『望岳都東京』 青空文庫
大真名子山 (二三七五) 日光火山群 凌雲閣。
— 木暮理太郎 『望岳都東京』 青空文庫
作例 · 標準
中世の日本では、名子は荘園領主に仕える農民の一種だった。
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名子たちは厳しい労働を強いられながらも、生活を営んでいた。
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歴史の授業で、名子の制度について学んだ。
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