逆性
ぎゃくせい
接頭辞名詞-の形容詞
標準
inverse
文例 · 用例
反逆性ある文学である。
— 「新青年」一九二五年一二月 『マイクロフォン―雑感―』 青空文庫
併行して、日本の若き人道主義たち、「白樺」の人々は、彼らの青春の祝福されるべき反逆性の頭上に一撃を加えられた。
— 宮本百合子 『現代の主題』 青空文庫
ここに時の「不可逆性」(Unumkehrbarkeit)は成立つ。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
そこには嚴密の意味の方向即ち時の不可逆性は存在せず、いかなる變化も運動も逆に元に戻すことが可能となるであらう。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
死は自然的時間性、時の不可逆性、の徹底化である。
— 波多野精一 『時と永遠』 青空文庫
また映画に見るごとく、動きの再現と、スローモーション、時間的可逆性重複性などの自由性は、見る世界の構成モンタージュに新しき転回をもたらす。
— 中井正一 『絵画の不安』 青空文庫
反逆性のあることを、さながらに示した高い頬骨、精神的苦悶の著しさを、そっくり現わした満面の皺、断じて俺は妥協しない!
— 国枝史郎 『銀三十枚』 青空文庫
反逆性があって、真実ならそれでもう充分なのだ!
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫