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上左

うえひだり
名詞
1
標準
upper left (corner)
文例 · 用例
御新造と呼ばれる女は、江戸の御鉄砲方井上左太夫の組下の与力、和田弥太郎の妻のお松で、和田の屋敷は小石川の白山前町にあった。
岡本綺堂 青空文庫
で、海上左右十町には足りまいと思う、大蛇と称える処を過ぎると、今度は可恐しく広い海。
泉鏡花 河伯令嬢 青空文庫
因藤裁判長は支倉の忌避の申請を受取ると、直ちに会議を開き合議の上左の決定書を与えた。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
桐生における私のゴルフの相棒は書上左衛門という私の家主に当る人である。
坂口安吾 桐生通信 青空文庫
「ワッハッハ、子供か大人かわからねえやつ……貴様は、あの丹下左膳の小姓であったナ」「ウム、その父上左膳のことで来たんだ。
日光の巻 丹下左膳 青空文庫
これから追えば、かの馬上左腕の仁のあとをたどることも容易でござろう。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
「すげえ、すげえ、おいらの父上ときたら」 チョビ安、讃嘆に眼をきらめかして、父上左膳を見あげている。
こけ猿の巻 丹下左膳 青空文庫
三十五六の苦味走つた良い男で、髯の跡の青い、眉毛の濃い――その上左の頬に二寸ほどの古傷が、赤々と眼立つて居たといふから、赤ん坊が見たつて一と眼でわかるよ――何處に潜り込んで居るか知らないが、晝前には請合ひ縛つて見せるぜ。
頬の疵 錢形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
例句