事務屋
じむや
名詞
標準
office worker
文例 · 用例
戰爭を職業とするものと、一部しか見ない事務屋、しかも支配意識の旺盛な連中が、妥協苟合した結果、この事態をしでかしたのである。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫
ただの事務屋ですね。
— THE CRIME OF THE COMMUNIST 『共産主義者の犯罪』 青空文庫
事務屋として考えると、そんなことはみんなたわごとです。
— THE CRIME OF THE COMMUNIST 『共産主義者の犯罪』 青空文庫
アーク燈に弾ね返される夜の蝉のやうに私の魂は滑り落ちてはにじむやうな声で鳴くやうです。
— 岡本かの子 『愛』 青空文庫
△父と子との間は山が山にかさなつてゐるやうなものだ(母と子との間は水がにじむやうなものだらう)、Kは炭塵にまみれて働らいてゐる、彼に幸福あれ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
水のにじむやうに哀愁が身ぬちをめぐる、泣きたいやうな、そして泣けさうもない気持である。
— 種田山頭火 『道中記』 青空文庫
絹子は、背中に汗がにじむやうな、くすぐつたいものを感じた。
— 林芙美子 『幸福の彼方』 青空文庫
仕事の上では、血のにじむやうな修業を積むことであります。
— 岸田國士 『優にやさしき心』 青空文庫