鈍臭い
のろくさい
形容詞
標準
frustratingly slow
文例 · 用例
登勢はいやな顔一つ見せなかったから、痒いところへ届かせるその手の左利きをお定はふとあわれみそうなものだのに、やはり三角の眼を光らせて、鈍臭い、右の手使いなはれ。
— 織田作之助 『螢』 青空文庫
土ふまずの浅いのはいかにも鈍臭いが、げてもの的好色をそそる。
— 外村繁 『澪標』 青空文庫
となるとこの二人はベアトリス・ヴェスパーのことを鈍臭い家事べったりの人物だと思っているだろう。
— O. H. ダンバー O. H. Dunbar 『長い部屋』 青空文庫
いっそもう誰か田舎女をめとって、と考えた事もありましたが、白足袋や主婦の一日始まりぬ、そのあなたの美しいまぼろしが、いつも眼さきにちらついていながら、田舎女の、のろくさいおかみさん振りを眺めて暮すのは、あんまりみじめです。
— ―――三幕 『冬の花火』 青空文庫
私は、のろくさいことは嫌いで、それゆえ、のろくさい女中を殊にもいじめた。
— 太宰治 『黄金風景』 青空文庫
お慶は、のろくさい女中である。
— 太宰治 『黄金風景』 青空文庫
そして、警察自動車は街燈の光りも見え分かぬ、雪の深い通をのろくさい速度で走つてゐたが、やつとのことで、シイドウ男爵の住ふアパアトメント・ハウスの廣大な入口に辿り着いた。
— ――スウェーデンの殺人鬼―― 『死の接吻』 青空文庫
お島はのろくさいその居眠姿が癪にさわって来ると、そこにあった大きな型定規のような木片を取って、縮毛のいじいじした小野田の頭顱へ投つけないではいられなかった。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
作例 · 標準
彼の仕事ぶりは、本当に鈍臭くて困る。
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もっと早く動いてよ、そんなに鈍臭いと間に合わないよ!
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あの新人は動きが鈍臭くて、なかなか一人立ちできないでいる。
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