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巻き鮨

まきずし
名詞
1
標準
文例 · 用例
親子三人掛かりで、道端にしゃがみながら、巻寿司を売っているのもいた。
織田作之助 世相 青空文庫
競馬場へ巻寿司を売りに行ったこともある。
織田作之助 世相 青空文庫
――農学校に樹明さんを訪ねる、いつもかはらぬ温顔温情の持主である、こゝでもまたビールだ、いかな私もビール巻鮨の方がうまかつた!
種田山頭火 行乞記 青空文庫
帰途、冷たいビール弐本、巻鮨一皿、これだけで二人共満腹、それから水哉居を訪ねる(君は層雲派の初心晩学者として最も真面目で熱心だ)。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
夜おそく樹明君が来てお土産の新聞包をひろげた、巻鮨、柿、ザボン、焼魚、それは或る家によばれて貰つたのだといふ、酒はないがおいしかつた。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
お茶もないし、何も差上げるものがないので、S店へ走つてビールと鑵詰と巻鮨とを借りて来て、朝御飯を食べて貰つた。
室積行乞 行乞記 青空文庫
予期したやうに、十時の汽車で黎々火が来てくれた、お土産は鮹壺雲丹、巻鮨(お手製だからひとしほうれしい)。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
文化の前までは、江戸の市中には日本橋の笹巻鮨と小石川|諏訪町の桑名屋の二軒の鮨屋があったきり。
小鰭の鮨 顎十郎捕物帳 青空文庫