物笑い
ものわらい
名詞
標準
a laughingstock
文例 · 用例
それがために後日できそこないの汽船をこしらえて恥をかくであろうことの厄運を免れた代わりに、将来|下手な物理をこね回しては物笑いの種をまくべき運命がその時に確定してしまったわけである。
— 寺田寅彦 『田丸先生の追憶』 青空文庫
私が書く事はすべて、自分の耻晒しであり世上の物笑いである。
— 種田山頭火 『砕けた瓦』 青空文庫
世の物笑い、一期の不覚。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
物笑いのたねである。
— 太宰治 『善蔵を思う』 青空文庫
友人、太宰にやましきことあり、そのうち御助力たのみに来るぞ、と思ったらしく、この推察は、のち、当の友人に聞いてたしかめ、そうで、それでも酒のんで遊んだそうだが、何だか不安で、愉快でなかった由にて、あれといい、これといい、その後ながいこと、友人たちの物笑いになっていた。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
私は、どんなに、わがままでも、決して世間の物笑いになるようなことはしないのだし、つらくても、淋しくっても、だいじのところは、きちんと守って、そうしてお母さんと、この家とを、愛して愛して、愛しているのだから、お母さんも、私を絶対に信じて、ぼんやりのんきにしていらしったら、それでいいのだ。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
世間の物笑いの種になる事が、わかり切っているではありませぬか。
— 夢野久作 『江戸川乱歩氏に対する私の感想』 青空文庫
馬琴などは石亀屋地団太だの鼠川嘉治郎なんていうのを平気で使っているが、今頃使ったら物笑いの程であろう。
— 夢野久作 『創作人物の名前について』 青空文庫
作例 · 標準
彼の奇抜なファッションは、周囲の物笑いになった。
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失敗を恐れず挑戦する姿は、たとえ物笑いになっても称賛されるべきだ。
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彼女は周りの物笑いにもめげず、自分の道を貫いた。
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