気まま勝手
きままかって
名詞形容動詞
標準
self-willed
文例 · 用例
ただ僕だけが変人であり、一人の自由と気まま勝手を楽しむのである。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
かの女は僕を、もう、手のうちにまるめていると思っていたのか、ただ気まま勝手に箸を取っていて、お酌はお袋にほとんどまかしッきりであったのだ。
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
」 すべてに生動の真をつかもうがためには、精厳な写生によらなければならないとした院態写生画のこうした主張からすると、あの陶器画のあるものは、何という気まま勝手な、反自然な、しかしまた何という自由な精神に富んだものだろう。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
ちょっとおかしいが姓は袴、名は源兵衛といって五十五歳、その人の次男で広太郎、二十三でまだ部屋住み、養子にやるか別家させるか、金に不自由がない上に、父源兵衛の秘蔵息子、まあまあゆっくりというところから、気まま勝手に遊んでいる。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
彼女はたちまち手形の話をやり出して、溜息をついたり、自分の貧乏を訴えたり、『おねだり』を始めたりするのだったが、礼儀も作法もさっぱりお構いなしで、相変らず騒々しく嗅ぎ煙草を嗅いだり、椅子の上で気まま勝手に身をねじ曲げたり、もぞもぞしたりしていた。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
その解決は、用件をたいていはきわめて正しく、しかしともかく気まま勝手に片づけてしまうのです。
— DAS SCHLOSS 『城』 青空文庫
作例 · 標準
もう、うちの子ったら、気まま勝手で全然言うこと聞かなくて困るわ。
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彼は自分のやり方で気まま勝手に進めるから、チームで一緒にするのは難しいんだ。
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自由な時間があれば、気まま勝手に旅に出るのが私の夢。
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