院線
いんせん
名詞
標準
文例 · 用例
場所は院線電車の万世橋の停車|場の、あの高い待合所であった。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
いまの院線がまだ通じない時分には、土手の茶畑で、狸が、ばつたを壓へたと言ふ、番町邊に、いつでも居さうな蛇と鼬を、つひぞ見た事がなかつたが。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
大場駅附近を過ぎると、此処らももう院線の工事に着手しているらしく、路ばたの空地に投げ出された鉄材や木材が凍ったような色をして、春のゆう日にうす白く染められている。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
大場駅附近を過ぎると、ここらももう院線の工事に着手しているらしく、路ばたの空地に投げ出された鉄材や木材が凍ったような色をして、春のゆう日にうす白く染められている。
— 岡本綺堂 『春の修善寺』 青空文庫
」「それぢや、院線で御帰りになるのですか。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
」「市電でも、院線でも孰らでゞも帰れるのです。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
」「それぢや、院線で御帰りなさいませ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
」「それじゃ、院線で御帰りになるのですか。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫