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旨辛

うまから
名詞
1
標準
tasty and spicy flavor
文例 · 用例
此花咲けば此頃よりやがて酒の味うまからずなりて、菊の花咲くまでは自ら酒盃に遠ざかること我が習ひなり。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
雀来よ、雀来よ来よ、いとせめて啄めよこの米、ひもじくばふふめこの米、汝らが饑ゑずしあらば、うまからば、うれしくかはゆく鳴くならば、白玉あはれ。
北原白秋 雀の卵 青空文庫
酌する女中の蒼くて血の氣なきに、酒もうまからず。
大町桂月 上州沼田より日光へ 青空文庫
初鰹がうまからうて。
薄田泣菫 独楽園 青空文庫
や、こいつはうまからず」 と直次も姉の前では懐しい国言葉を出して、うまそうな里芋を口に入れた。
島崎藤村 ある女の生涯 青空文庫
三十余時間ぶりに御飯がはいつたので胃がたまげて鳴つてゐる、どうだ、うまからう。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
・波止場、狂人もゐる(波止場)長崎の人々、殊に子供は山登りがうまからうと思ふ、何しろ生れてから、石の上を登つたり下つたりしてゐるのだから!
種田山頭火 行乞記 青空文庫
食べるものが無くなつてくるから、松茸、うまからう。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア

旨辛(うまから、「うま辛」とも)とは、「旨くて辛い」あるいは「辛くて旨い」という意味の味覚を表す造語。「辛旨」との違いは、あくまでニュアンスの問題であろう。

出典: 旨辛 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0