妙味
みょうみ
名詞頻度ランク #36577 · 青空 328 例
標準
exquisiteness
文例 · 用例
今日最近にいたって、僕は漸く芭蕉や一茶の句を理解し、その特殊な妙味や詩境に会得を持つようになったけれども、従来の僕にとって、芭蕉らの句は全く没交渉の存在であり、如何にしてもその詩趣を理解することが出来なかった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
そして同時に、芭蕉などの特殊な妙味も解って来た。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
口調がよくてもいい歌とは限らず、口調が悪くてもそのために却って妙味のある歌もあるかも知れないが、歌の音楽的要素を無視しない限り口調の研究は一般の歌人にも無駄な事ではないであろうと思う。
— 寺田寅彦 『歌の口調』 青空文庫
実山の高さが見るものの心積りの高さにかなりの相違があっても、全然見るものの心積りを根底から破却し去らない限り、そこに観念なるものと実在なるものと比較し得られる桟はしがあってその上に立ち見るものをして両端の距りを心測して愕きの妙味を味い得しめるよすががある。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
この「ヤ※ナ」が「野蛮」に通じまた「野暮な」に通ずるところに妙味がないとは言われない。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
これらの矛盾撞着によって三段論法では説けない道理を解説しているところにこの書の妙味があるであろう。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
が、何と云つても探偵小説でその構想の卓拔、トリツクの妙味、筋の複雜、心理解剖の巧さ、文章の流麗、それに可成りな藝術味を加へて、全く興味津々|卷をおほう能はざらしめるものはモオリス・ルブランの作品にまさるものはない。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
そうして、そういうことが白昼烈日の下に行われ、しかもその下でなければ行われ難いところに妙味があるようである。
— 寺田寅彦 『異質触媒作用』 青空文庫
作例 · 標準
この詩には、日本語特有の表現の妙味が詰まっている。
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囲碁の対局で、相手の裏をかく一手の妙味に感服した。
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旅の妙味は、ガイドブックに載っていない景色に出会うことだ。
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標準
advantage
作例 · 標準
この投資信託は、利回りが高いだけでなく税制上の妙味もある。
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若手選手を起用することで、チームの戦術に妙味が生まれた。
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地方に移住することの妙味を、都会の友人たちに語って聞かせた。
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