台盤
だいばん異読 だいはん
名詞
標準
oblong stand for trays of food
文例 · 用例
翌日命婦が清涼殿に出ていると、その台盤所を源氏がのぞいて、「さあ返事だよ。
— 末摘花 『源氏物語』 青空文庫
そのぎっしり詰った豚の壁の奥底からは、一点の白い時計の台盤だけが、眼のように光っていた。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
何かしら見えない巨大な力に生活の台盤はだんだん蝕ばまれ、暮しは困窮になる一方だった。
— 金史良 『土城廊』 青空文庫
自分が生きている間は異腹の兄弟でも同じであるが、死んでからのことを思うと早くから親しませておくほうが双方に愛情のできることであると思って、姫君のほうの南側の座敷の御簾の中へ来ることを許したのであるが台盤所の女房たちの集まっているほうへはいることは許してないのである。
— 蛍 『源氏物語』 青空文庫
厠係りの童女はきれいな子で、奉公なれた新参者であるが、それが使いになって、女御の台盤所へそっと行って、「これを差し上げてください」 と言って出した。
— 常夏 『源氏物語』 青空文庫
先ほど私は、台盤所のほうで中宮様のお言葉を聞いておりまして、私がよろしくないお手引きをいたしましたことでお叱りを受けるのでないかと顔色の変わるのを覚えました」 と申して見た。
— 総角 『源氏物語』 青空文庫
そして宇治の返事の来たのを宮に、台盤所へ来ておいでになって戸口へお呼びになった宮へ差し上げていたのをちょうどその時中宮の御前から出て来た大将が何心なく横目に見て、大事な恋人からよこしたものらしい文であるとおかしく思い、ちょっと立ちどまっていた。
— 浮舟 『源氏物語』 青空文庫
風が吹く度びに揺れる繁みの中から時計の白い台盤が現れてはまた青葉に隠された。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
伝統的な日本家屋には、台盤が食事を置くのに使われていた。
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旅館の夕食は、美しい台盤に料理が並べられて運ばれてきた。
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古美術品として、豪華な装飾が施された台盤が展示されていた。
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標準
weighing table
作例 · 標準
昔の金物屋では、台盤で商品の重さを量っていた。
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郵便局の窓口には、荷物の重さを量るための台盤が置かれている。
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台盤の上に大きな袋を載せて、正確な重量を計測した。
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