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弱音器

じゃくおんき
名詞
1
標準
mute
文例 · 用例
而も、その小部分によほど、弱音器がかけられていると思う。
宮本百合子 狭い一側面 青空文庫
と云うのは、楽曲の最後の部分になると、二つの提琴が弱音器を附けたのに気がついたことであって、それがために、低音の絃のみが高く圧したように響き、その感じが、天国の栄光に終る荘厳な終曲と云うよりも、むしろ地獄から響いてくる、恐怖と嘆きの呻きとでも云いたいような、実に異様な感を与えたことである。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
それがなんとなく楽玻璃のようでもあるが、とにかく、その狭間を通過する音は、恐らく弱音器でもかけられたように柔げられるであろうから、鐘鳴器特有の残響や、また、協和絃をなしている音ならば、どんなに早い速度で奏したにしても、ある程度までは混乱を防ぎ得るのである。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
しかしそれで、先刻の演奏中終止符近くになって、二つの提琴が弱音器をつけた――そのいかにも楽想を無視している不可解な点に、法水が強い執着を持っているのが判った。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
「実は、終曲近くで、二つの提琴が弱音器を付けたのですよ。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
「ところで久我さん、貴女は、この部分に何故弱音器符号を付けたものか、御承知ですか?
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
「Con sordino には、弱音器を附けよ――以外の意味があるのでしょうか。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
「あの弱音器記号には、中世迷信の形相|凄じい力が籠っているのだよ」 楽譜の知識のない二人には、法水が闡明するのを待つよりほかになかった。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
作例 · 標準
市場の寡占化が進み、弱小(じゃくしょう)企業が生き残るのが困難な状況だ。
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この国は、経済的な弱小(じゃくしょう)から脱却するために、国際社会からの支援を求めている。
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彼らは、弱小(じゃくしょう)な存在であることを自覚しつつも、諦めずに挑戦を続けた。
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ウィキペディア

弱音器(じゃくおんき)とは、(西洋音楽の)楽器の音を弱めるために必要に応じて楽器に取り付けられる器具である。音を弱める目的は、音楽的表現としてそれが必要な場合 練習の音が周囲に迷惑を及ぼすのを防ぐために必要な場合

出典: 弱音器 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0