山っ気
やまっけ
名詞
標準
speculative spirit
文例 · 用例
ところが、山っ気のあった男とみえて、いろいろのことに手を出してすっかり費ってしまったんだが、西村陽吉、死んだ社長だね、あの西村の仲介で土地を抵当に入れて銀行から金を借りたのだね。
— 合作の四 『五階の窓』 青空文庫
「ウラニウムって、どんなものか知らないけど、あの抜け目のない叔母が、そんな他愛のない話に乗るでしょうか」「あなたの叔母さまって、あれで、相当に山っ気あるのね。
— 久生十蘭 『あなたも私も』 青空文庫
鉱山から帰ってきたものの、私の山っ気と放浪癖はいっこう収まらなかった。
— ――放浪の末、段ボールを思いつく 『私の履歴書』 青空文庫
しかし、お角さんは、道庵先生とは違い、根が興行師だけに、かなり山っ気も向う見ずもあるが、また相当に腹のしめくくりがある。
— 年魚市の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
むっちりした小さな手をした彼女の姿は教会の鼠の様に丸々として、彼女のブラウスは大きめに作っていたので、だぶだぶで、この部屋がかもし出す不運、あるいは実りなき山っ気などに良く釣り合っていた。
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
お前は山っ気のある若者だし、ほかに誰も知らないからな」「お好きなように。
— The Golden Rose 『黄金薔薇』 青空文庫
作例 · 標準
散策のために、山裾を一周するハイキングコースを歩いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite