小賀玉
おがたま
名詞
標準
文例 · 用例
此を古今集三木傳のをがたまの木の正體だとする説は、容易に肯定出來ないとしても、をがたまと言ふ名義を考へると、此木の用途が古今傳授の有名な木に結びつく理由だけは訣る。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
オガタマノキは、神道に古く因縁深き木なるが、九州に自生ありというが、その他に大木あるは紀州の社地のみなり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
園丁これをオガタマの木と呼べどもわれ未オガタマなるものを知らねば、一日座右にありし萩の家先生が辞典を見しに古今集|三木の一古語にして実物不詳とあり。
— 永井荷風 『来青花』 青空文庫
その心材が黄色なので黄心樹[牧野いう、我国の学者はよい加減な想像でこれをオガタマノキと誤認している]の一名がある。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫