老耄
ろうもう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
senility
文例 · 用例
これらの不平はみんな、つまり自分がだんだん老耄して来て頭が古くなり、感激性が麻痺したせいかもしれない。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
T「老耄れ 邪魔すな!
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
十 断念めかねて、祖母が何か二ツ三ツ口を利くと、挙句の果が、「老耄婆め、帰れ。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
若死したものが生れ代ると男になって、老耄が生れ代ると業で女になるんだ。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
矢張り老耄の生れ代りなんだ。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
人世の老耄者、精力の消費者の食餌療法をするような家の職業には堪えられなかった。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
規矩男から彼の父親の晩年の老耄さ加減を聞いて知っているかの女は、夫人が言訳しているなと思った。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
五官の老耄した中で、感覚が一番確かだつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
作例 · 標準
あれほど聡明だった祖父も、九十歳を過ぎてからは時折老耄の兆しを見せるようになった。
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彼は自分が老耄して人の迷惑になる前にと、財産の整理を始めている。
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近頃、どうも物忘れがひどくていけねえ。すっかり老耄しちまっただよ、と老人は笑った。
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