蚕養
こがい
名詞
標準
文例 · 用例
ただこの際に注意をせずにおられぬのは、美姫と名馬との恋語りは伝わっておりながら、以前はもとより現在もまだ多くの村には、蚕養いの業が盛んならず、したがってその豊産を祈念する行事は無く、ただ毎年の定まった日に、家々のオシラサマを遊ばせる、もしくはホログ(ひろげて見る?
— 柳田国男 『海上の道』 青空文庫
ここが水路の要津であるゆえに、すなわち水の海道とつけたのだろうという一説を、あるいはそうかとも思ったことがあるが、今考えると町の名に街道は少しおかしい上に、蚕養川の水運がどんなに古く始まっていようとも、それまで地名がなくてすんだということは解しがたい。
— 柳田國男 『水海道古称』 青空文庫
東の麓に迫って流れるのが五行川で、その東にやや離れて蚕養川の水が行く。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
五行川・蚕養川はいわば排水|渠である。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫