紅
もみ
名詞頻度ランク #8066 · 青空 4912 例
標準
red silk lining
文例 · 用例
真昼の光はあつても少しくであり、それもやがて暮れるとしてのことのやうであり、此処では、紅の花も、やがて萎れて黝ずんだ色になるとしてのことである。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
」――「よき住居よき酒、香りよき煙草・紅茶。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
」――あゝら、ぢやあたしコヽアの方が好いんだけれど今度来る時は紅茶の方買つて来るわ。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
待ち待ちて ことし咲きけり 桃の花 白と聞きつつ 花は紅なり 僕は勉強しています。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
マラルメやヴェルレエヌの関係していた La Basoche, ヴェルハアレン一派の La Jeune Belgique, そのほか La Semaine, Le Type. いずれも異国の芸苑に咲いた真紅の薔薇。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
赤い攣れた髪毛が額に迫り、その下で紅と栗との軟い顔がほつとり上気してゐる。
— 中原中也 『夭折した富永』 青空文庫
つまりかうした作家たちが、詩や俳句を作るのは、飽食の後で一杯の紅茶をのんだり、或は労作の汗を流し、一日の仕事を終つた後で、浴衣がけに着換へて麻雀でもする気持なのだ。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
しかし彼が自ら言ふ通り、今の彼が詩を書く気持は、昔のやうに張り切つたものではなくつて、飽食の後に一杯の紅茶をすすり、労作の後に机を浄めて、心の余裕を楽しむ閑文学の風雅にすぎない。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の着物の袖には、鮮やかな紅の裏地が施されていた。
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古い絵巻物には、貴族の衣装の紅が見事に描かれている。
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彼は紅の色合いにこだわり、職人に特別に染めてもらった。
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