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年齢的

ねんれいてき
名詞
1
標準
文例 · 用例
が、文学の上ではともかく、年齢的には、そういう感じを持っている者が、既に芥川が止りとなったところの年を三ツも四ツも通り越している者がたくさんあるだろう。
黒島傳治 短命長命 青空文庫
伊東氏は四十歳をちよつと出た許りなのである、氏の実力を云々し、将来への期待を抱く人があつたなら、深水氏の年齢的な若さを問題にし、そのことに関心をとどめるべきだと思ふ。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
希望は現在、一つの慌ただしさの中にゐるやうである、それはたしかに年齢的な転換期ともいふべきものであらうし、絵画的な転換期ともいふべきものであらう。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
第一作者は若い人である筈だ、年齢的若さの究極的な発揮、この一本槍で押していつたら、年をとれば完成されるといふことになるのではあるまいか。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
三岸の場合は須田より年齢的に若いだけに一層その感が適用されるだらう。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
福田、吉岡はこの二人が年齢的にも若いといふこと、その将来性に対する世間の期待と、次には所謂日本画の新しい方向に対して、この二人は何時の場合でも正統な追求の路筋を辿ることを知つてゐるといふ意味から、揺がない世間的な独自の人気を保持してゐるのである。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
年齢的にもむずかしいのだろうし、何か感情の上へショックを受けたことがあるのではないか、という気もします。
一九四二年(昭和十七年) 獄中への手紙 青空文庫
何故なら、作家野上彌生子の年齢的同時代としては、谷崎潤一郎だの平塚らいてうだの、僅六歳の年長者として永井荷風等があり、それらの人々の生活内容と作品とは、あなたとは全く別様のものです。
――野上彌生子さんへの手紙―― 含蓄ある歳月 青空文庫