林相
りんそう
名詞
標準
文例 · 用例
加へて、蒼古な森林相がその麓からうち騰つてゐる。
— 北原白秋 『白帝城』 青空文庫
私はまた想像した、雪に埋れ、氷に閉され、伸びては枯れ、枯れては生うる林相の無常を。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
加えて、蒼古な森林相がその麓からうちのぼっている。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
両岸には、木の梢や、思いもかけぬ枝の半上などが水に露われて、さながら洪水にひたされた林相である。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
彼は漸く林相を形づくつて來た櫟林に沿うて田圃を越えて走つた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
丈夫な櫟の木は伐つても/\古い株から幹が立つて忽ちに林相を形つて行く、百姓は皆ひどい貧乏である。
— 長塚節 『隣室の客』 青空文庫
麥畑入り込み、竹林、雜木林相接し、松林もあり。
— 大町桂月 『久地の梅林』 青空文庫
●上越国境山脈(三国山より)利根の支流と水源地の林相 利根水源地の支流の中では、宝川、楢俣川、矢木沢、奈良沢、小穂口沢、水長沢の六が最も大きい。
— 木暮理太郎 『利根川水源地の山々』 青空文庫