賃金表
ちんぎんひょう
名詞
標準
文例 · 用例
池田は砂だらけのテーブルに頬杖を突いて、フルスカップに書いた坑夫の賃金表を調べていたが、ジッと見詰めている中に、人の名も数字もただ一本の線になって、見直しても見直しても、うるんだ目からは涙ばかりが滲み出した。
— 宮嶋資夫 『恨なき殺人』 青空文庫
吉田口まで十三圓、船津まで十五圓といふ賃金表が出てゐる。
— 野上豐一郎 『湖水めぐり』 青空文庫
おそらく火夫の賃金表と労働報告書とであろう。
— DER HEIZER 『火夫』 青空文庫
京阪電車の駅の賃金表を見ると、男山八幡まで切符が買えた。
— 佐藤垢石 『みやこ鳥』 青空文庫