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投宿

とうしゅく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
lodging
文例 · 用例
殊に自分の投宿した中西屋といふは部室數も三十|近くあつて湯ヶ|原温泉では第一といはれて居ながら而も空室はイクラもない程の繁盛であつた。
国木田独歩 湯ヶ原ゆき 青空文庫
古町の会津屋旅館へ御投宿
井沢衣水 本州横断 痛快徒歩旅行 青空文庫
まず鎌倉に立越えてと、やがて時刻になりしかば、終汽車に乗り込みて、日影ようよう傾く頃、相州鎌倉に到着なし、滑川の辺なる八橋楼に投宿して、他所ながら赤城の様子を聞くに、「妖物屋敷、」「不思議の家、」あるいは「幽霊の棲家、」などと怪しからぬ名を附して、誰ありて知らざる者無し。
泉鏡花 活人形 青空文庫
地名も旅館の名もしばらく秘しておくが、わたしがかつてある温泉旅館に投宿した時、すこし書き物をするのであるから、なるべく静かな座敷を貸してくれというと、二階の奥まった座敷へ案内され、となりへは当分お客を入れないはずであるから、ここは確かに閑静であるという。
岡本綺堂 温泉雑記 青空文庫
私がもし一ヵ月以前にかの旅館に投宿して、間貫一とおなじように、隣座敷の心中の相談をぬすみ聴いたとしたらば、私はどんな処置を取ったであろうか。
岡本綺堂 温泉雑記 青空文庫
そして木屋町三条を上った小野屋旅館に投宿すると、すぐ京極の雑閙へまぎれ込んで行き、男の懐中をねらった。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
その目的で伊都子は九州から、信吉は大阪から、それぞれ上京してたまたま第一ホテルに投宿したのである。
織田作之助 夜の構図 青空文庫
秋の夜、目の鋭いみすぼらしい男が投宿した。
織田作之助 実感 青空文庫
作例 · 標準
夜遅く、ようやく旅籠に投宿することができた。
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急な嵐に見舞われ、山小屋に投宿せざるを得なかった。
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彼は巡礼の途中、各地の寺院に投宿した。
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