探り出す
さぐりだす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to find out
文例 · 用例
「そこで早速だが、ゆうべのことに就いてなんにも心あたりはねえのかえ」 お伊勢は鼻をすすりながら昨夜の顛末を訴えたが、それは庄太の報告とおなじもので、別に新らしい事実を探り出すことは出来なかった。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
それにはおそらく何か深い理由があるであろうが、それに関する手がかりは、自分の意識の世界からはどうしても探り出すことができないのである。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
そこに小説と映画との本質的な差別の目標の一つを探り出す糸口がありはしないか。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
しかしこの秘密を具体的に探り出すのはナカナカ容易な仕事でないことが最初からわかり切っていた。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
そうすると日田の御金奉行は、その日田金を手蔓にして諸大名のお納戸金の遣繰りを初めとして、知行高の裏表、兵糧の貯蔵高まで立入ってコト明細に探り出す。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
(銀紙に包んだものを探り出す)我らに(銀紙を開きながら喜色を帯ぶ)日用……糧を……我らに日用の糧を……(急におどり上がって手に持った紙包みをふりまわす)……ブラボーブラボーブラビッシモ……おお太陽は昇った。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
ここへ来りゃ、みんな僕のけらいさ」 朝子は、ふと、こういう少年の気持を探り出すのに具合のよさそうな問いを思いついた。
— 岡本かの子 『酋長』 青空文庫
悔の牙に噛み攻められ、殆ど自己の信任を失して仕舞うほどの心を引立てて、面を焦さんばかりの罪にまともに向き合って、その中より生命の浄化の秘密を探り出す般若の行道、これこそもっともお前に相応したものである。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
作例 · 標準
犯人は、巧妙に証拠を隠滅したが、刑事たちは執念で犯行の手がかりを「探り出した」。
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彼は、膨大なデータの中から、問題の原因となる部分を「探り出した」。
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迷子の子供は、必死に泣き止まず、周囲の人々が必死に「探り出した」。
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