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飾りっ気

かざりっけ
名詞
1
標準
affectation
文例 · 用例
(四字削除)の室と言っても、ごくお粗末な汚ない机一つと幾つかの椅子と寝台一つのファニテュアで、敷物もなければカーテンもない、何の飾りっ気もない貧弱極まるものだった。
大杉栄 日本脱出記 青空文庫
私の勝手じゃないの、行ったって行かなくったって」 初めは哀願するように、しまいには憤ったように飾りっ気のないふくれた調子で云っている。
宮本百合子 海流 青空文庫
源内先生は、大体に於て飾りっ気のないひとだが、こんなことになると、いっそう臆面がない。
萩寺の女 平賀源内捕物帳 青空文庫
武家の年寄りらしくない、飾りっ気のない愛憎を、平次はこの老女から感ずるのでした。
十手の道 銭形平次捕物控 青空文庫
はら/\と稲妻かゝる芭蕉かな    樗堂 芭蕉は人も知っているように、人間でいえば僧などを聯想するような飾りっ気のない青一色の、大きな葉をしておる、しかも長大な植物である。
高浜虚子 俳句はかく解しかく味う 青空文庫
どうか、それをありのままに、飾りっ気なしに、話してお聞かせくださいませんか。
カラマゾフの兄弟 青空文庫
作例 · 標準
彼の話し方は飾り気のない、率直なもので、人々は安心感を覚える。
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「この部屋、なんだか飾り気がないわね。もう少し何か置いたら?」と友人が言った。
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「いやあ、別に飾り気なんていらないんだよ」と、彼は照れくさそうに答えた。
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彼女の絵は、飾り気のない、素朴なタッチが魅力だ。
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