元老
げんろう
名詞頻度ランク #35846 · 青空 314 例
標準
elder statesman
文例 · 用例
例えば美術や音楽の方面においていわゆる官学派の民間派に対する圧迫といったようなことについて、具体的の実例をあげていわゆる官僚的元老の横暴を語るのであったが、それがただ冷静な客観的の噂話でなくて、かなり興奮した主観的な憤懣を流出させるのであった。
— 寺田寅彦 『子規の追憶』 青空文庫
健忘症の政治家や気まぐれな学界元老などの手に任せておくにはあまりに大切な仕事である。
— 寺田寅彦 『新春偶語』 青空文庫
伊藤が政友会を率いてどう元老輩をあやつるかが見ものだよ」といっていた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
印象画派生き残りの唯一の巨匠で、現在官展の元老であるピサロは貧乏ではあるまい。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
事実かの女は、近年美術季節毎に、権威ある美術批評を載せるラントランシジャン紙上に掲載される十指ほどの画家の中にむす子の名も混っているし、抽象派の機関誌にアルプとかオーザンファン、セリグマンとかいう世界的な元老の作品の頁と並んで載っているむす子の厳格な詩的な瑞々しい画に就いては何の疑いもなかった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
背後に、元老の鶴屋北水の頑強な支持もあって、その特異な作風が、劇壇の人たちに敬遠にちかいほどの畏怖の情を以て見られていた。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
元老、鶴屋北水の推薦と、三木朝太郎の奔走のおかげで、さちよは、いきなり大役をふられた。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
背後に、元老の鶴屋北水の頑強な支持もあつて、その特異な作風が、劇壇の人たちに敬遠にちかいほどの畏怖の情を以て見られてゐた。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
作例 · 標準
彼は財界の元老として、引退後も若手経営者たちに多大な影響力を行使している。
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党内の元老たちが集まる会合で、次期総裁選のキャスティングボートが握られた。
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地元の名士であり、教育界の元老でもある彼には誰も頭が上がらない。
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標準
genrō (member of a pre-WWII body that informally advised the emperor)
作例 · 標準
明治政府において、元老は首相の奏薦など国家の重要事項を非公式に決定する機関だった。
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伊藤博文や山県有朋といった元老たちの合議が、当時の日本の外交方針を左右した。
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元老という制度は、法律に明文規定がないまま、慣習的に確立された政治組織である。
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