水浸し
みずびたし
名詞頻度ランク #32235 · 青空 65 例
標準
submersion
文例 · 用例
河向ひから池までの熊笹を切開いた路はぐしよ/\に水浸しになつて歩きにくかつた。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
河向いから池までの熊笹を切開いた路はぐしょぐしょに水浸しになって歩きにくかった。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
」「…………」「あの、風呂番の爺さんは、そのまま小雪さんを負い返して、何しろ、水浸しなんですから、すぐにお座敷へは、とそう思ったんでしょう。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
) と、水浸しの丸太のような、脚気の足を、襖の破れ桟に、ぶくぶくと掛けている。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
この明で、小松原は水浸しになったほど、汗びっしょりの、我ながら萎垂れた、腰の据らぬ、へとへとになった形を認めたが、医学士はかつて一年志願兵でもあったから、武備も且つある、こんな時の頼母しさ。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
それを弁解するんじゃないが、田圃だの、水浸しだの、と誇大に妄想した訳ではありません。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
蒲団の外へは顔ばかり出していた、裾を少し動かしたが、白い指をちらりと夜具の襟へかけると、顔をかくして、「私、………」 浅緑 十二「大事ねえ大事ねえ、水浸しになっていた衣服はお前あの通だ、聞かっせえ。
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
地味な労働服を着た被害者の屍体は、長い間水浸しになっていたと見えて、四十前後のヒゲ面も、露出された肩も足も、一様にしらはじけて、恐ろしく緊張を欠いた肌一面に、深い擦過傷が、幾つも幾つも遠慮なく付いている。
— 大阪圭吉 『カンカン虫殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
大雨の影響で川が氾濫し、周辺の道路がすっかり水浸しになってしまった。
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洗濯機のホースが外れ、気がついた時には床が水浸しだった。
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台風の被害で、地下室が完全に水浸しになり、中の家財道具が使い物にならなくなった。
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