胚芽米
はいがまい
名詞
標準
germ rice
文例 · 用例
こんなところで引き合いに出すのは気の毒なのであるが、この頃胚芽米が大変に普及して、そして評判もよいらしいので、その勢いが溢れて、白米禁止というような話が一時要路の人の間に本気で論ぜられるまでに到ったので驚いたことがある。
— 中谷宇吉郎 『兎の耳』 青空文庫
胚芽米にはヴィタミンがある」というだけしか教えられなかったら、それを真面目に聞いた人たちが、それでは白米を禁止しようと考えるのもまたもっともなことであろう。
— 中谷宇吉郎 『兎の耳』 青空文庫
実は私の家でも胚芽米を使ったことがある。
— 中谷宇吉郎 『兎の耳』 青空文庫
知識階級の夫人連が皆胚芽米を採用されるというので、細君も私の反対を押し切って、そのお仲間入りをしたわけである。
— 中谷宇吉郎 『兎の耳』 青空文庫
人間の智慧工夫には及び難き所のあるものなれば、何事も久しく馴れ来った事は少々あしき所があっても変えるものではないと、宣長先生まで引き合いに出して見たものの、胚芽米を喰って丈夫になれるものならと内心少々慾張った気持もあって、神妙にしばらく食ってみた。
— 中谷宇吉郎 『兎の耳』 青空文庫
それで何か胚芽米のことを書いた本でもあったら読んで見たいと思って、二、三の友人のお医者さんにもきいてみたが、誰もそうですねという返事であった。
— 中谷宇吉郎 『兎の耳』 青空文庫
もっとも東大の研究室などでやった研究というのは沢山の論文になって出ているのは勿論であるが、聞いて見ると、鳩に胚芽米と白米とを喰わせて比較実験をしたのだそうである。
— 中谷宇吉郎 『兎の耳』 青空文庫
その結果白米の方は脚気になったが、胚芽米の方はならない、また脚気にした鳩に胚芽米をやったら治ったという風な研究が沢山されたのだということである。
— 中谷宇吉郎 『兎の耳』 青空文庫
作例 · 標準
毎日の食事に胚芽米を取り入れることで、健康を維持できる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite