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網場

あみば
名詞
1
標準
文例 · 用例
博多網場町で立話をしてゐた二人は、杉原平助が一人斬つて、一人取り逃がした。
森鴎外 栗山大膳 青空文庫
聞けば彼女はこの瀬戸内の網場々々を※つて鯛を買ひ集め、生きながら船底に圍うて大阪へ向けて走るのださうである。
島三題 樹木とその葉 青空文庫
男は長崎を忌み嫌ふ様子で、ひたすら江戸へ行きたがる様子であつたが、この男の望みにまかせるわけには行かないので、多くの舟でひき、網場といふ所へ上陸、陸路長崎へついた。
――ヨワン・シローテの殉教―― イノチガケ 青空文庫
この町は昔、芭蕉が『鹿島紀行』を書いたころは、網場といって魚を獲る網を置いたところで、「夜の宿なまぐさし」などとも芭蕉は記している。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
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網場 は、元来河川における木材などの流送物流の際に設けられる貯留設備の事で、浮きを連ねて網を張ったもの。 自然流送による物流作業がほとんど無くなった現代では、ダム湖などにおいて取水口付近に設けられる設備を指す。 河川に羽を広げた様な姿から、「網羽」とも言う。

出典: 網場 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0