区別がつかない
くべつがつかない
表現
標準
unable to tell apart
文例 · 用例
一方で詩が自由詩となった為に、詩と小説とが極めて接近し、外観に於て殆ど区別がつかないようになってきた。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
泥棒とお父さんの区別がつかないのだから。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
それがしょうこに、和太郎さんは、牛と松の木の、区別がつかないのです。
— 新美南吉 『和太郎さんと牛』 青空文庫
山崎あたりに住んでいる人たちの言葉をきいていると、「そうだす」と言っているのか、「そうどす」と言っているのか、はっきり区別がつかない。
— 織田作之助 『大阪の可能性』 青空文庫
」 あんまり、物いいが率直で、かえって嘘か真実か、区別がつかないような美和子に、前川は思わず苦笑を浮べながら、胸の中は、前にいる美和子のことよりも、新子のことで一杯だった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
自分と他人とが別々でゐて、そして何処かで雑り合つてゐるやうに、または何処までが社会で何処までが自分だか容易に区別がつかないといふやうに。
— 田山録弥 『作者の言葉』 青空文庫
で御座いますから、どちらが王様の御妃になる運を持っておる女なのか、今では全く区別がつかないので御座います」「フーム。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
蜻蛉の顔、蝉の顔などちょっと顔だけ見ていては、あの蜻蛉とこの蜻蛉との区別がつかない。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
作例 · 標準
双子の兄弟は顔も声も瓜二つで、初対面では全く区別がつかない。
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吹雪のせいで、空と雪原の境界がぼやけて区別がつかなくなった。
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贋作の出来が良すぎて、素人目には本物と区別がつかない。
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