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親椀

おやわん
名詞
1
標準
文例 · 用例
お八代さんは、それで安心したらしく、私には別に何にも尋ねずに、唯「御苦労」を云うただけで、横の板張に親椀を並べて拭いていたオモヨさんに眼顔で、差図をしますと、オモヨさんは大勢に見られながら、恥かしそうに立上って、若旦那の後から鉄瓶を提げて、離家の方へ行きました。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
親椀のふたを取る音がやわらかにつたわった。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
私は、親椀に八、九杯は胃の腑へ流し込んだであろう。
佐藤垢石 食指談 青空文庫