民党
みんとう
名詞
標準
文例 · 用例
と、云うのは昨日広東の事変で共産軍が敗れると、武漢、南京、広東の三政府が提携して新たに国民党中央政府の設置が提議され、俺はその委員に名を連ねたのだ。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
革命的左党は右党派軍隊に絶滅され、国民党は共産分子を除外して孫文の国民党はブルジョワ階級の走狗となった。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
我々が漸く国民党内部で一仕事しようとした過去の迷夢からさめたときは、有力な同志は銃殺され、軍閥と資本主義の治下のもとに幽閉されていたのだ。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
国民党上海駐屯の武官、フ・ハン・パウはノラと恋愛の上昇のために自殺して死んでしまった。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
ただアントニオ猪木が、今回のイラクによるクエート侵略に対して、日本国政府、自民党によらざるもう一つの態度をとろうとあがいてみせたことを、オレはしっかり覚えておくからね。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
ロビーのあっちでこそこそ、近くのホテルでひそひそと、自民党の政治家を思わせる耳と口を必要以上に接近させた内緒話からパーソナルコンピューターの近未来像が形を結び初めていく様は、なんとも興味深いと言うか、気味が悪いというか。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
茶話3・9 私の故郷は瀬戸内海の海つ辺で、ヂストマと懶惰漢と国民党員の多い所だが、今度の総選挙では少し毛色の異つた人をといふので、他の県で余計者になつた男を担ぎ込み、それに先輩や知人の紹介状を附着けてさも新人のやうに見せかけてゐる。
— 大正四(一九一五)年 『茶話』 青空文庫
国民党の脱会者だつたら、思ひ出す度に、持前の唐辛のやうな皮肉を浴びせ掛けるのだが、相手が刀剣であつてはさうも出来ない。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫