謀臣
ぼうしん
名詞
標準
strategist
文例 · 用例
さしも天下に覇を称えられていた周室はすっかり衰えて形式だけの存在になったが、その都である洛邑はやっぱり長い間の繁昌の惰性もあり地理的に西寄りではあるが当時の支那の中心に位し諸国交通の衝路に当りつつ歌舞騒宴の間に説客策士の往来が行われ諸侯の謀臣と秘議密謀するの便利な場所であった。
— 岡本かの子 『荘子』 青空文庫
敵國破、謀臣亡と諺にある通り、支那の君臣は患難を共にすることが出來ても、富貴を共にすることが出來ぬ。
— 桑原隲蔵 『支那人の妥協性と猜疑心』 青空文庫
当時天下の識者、各藩の謀臣等が焦心する所、一に血を見るなからんことに在り、而して彼独り血を見んと欲す。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
さすれば逆賊謀臣はたちどころに軍門に下り、首を京土にさらさん。
— 第七巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
そもそも我ら一門は始祖貞盛よりこの方、諸国の反乱を鎮め、朝敵の謀臣を誅罰し、今日に至っております。
— 第十巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
「お呼びでしたか」 答えたのは山本勘介、入道して道鬼と号している謀臣のひとりである。
— 吉川英治 『上杉謙信』 青空文庫
左右の老将や謀臣に諮ることもしなかったし、それを通じて下知する法もとらずに、彼自身、こう唐突に号令を出したのであった。
— 吉川英治 『上杉謙信』 青空文庫
平手中務、林新五郎、青山|与三右衛門、内藤勝介――などという良い家来を、備後守も、生前から阿呆な三郎信長の末を案じて、付けておいたので、その謀臣衆の協力が今日、織田の柱となっているので、お若い主君は、いわば置物同様にすぎない。
— 第一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
その王は、敵国の動静を見抜く優れた謀臣を数多く抱えていた。
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戦術家としても知られる彼は、まさに君主にとって不可欠な謀臣だった。
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現代のビジネスにおいても、戦略的な助言をしてくれる「謀臣」のような存在は貴重だ。
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