扼痕
扼痕
名詞
標準
文例 · 用例
更に法水は、玉幡の裾の太い襞の部分を取り上げて、それを浄善の扼痕に当てがってみたが、形状が非常に酷似しているにも拘らず、太さも全長も、到底比較にならぬ程小さいのだった。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
梵字形の創傷も、流血の消失も、浄善の咽喉に印された不可解な扼痕も……それ等凡て一切合財のものが、孔雀に駕し四本の手を具えた、「孔雀明王」の幽暗な大画幅の中に語られているのではないか。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
彼は自分の両手を扼痕の所に当ててみたが、全然似ていなかった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『魔女の家で見た夢』 青空文庫
喉には凶悪な扼痕があり、左足首には痛そうなネズミの噛み痕があった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『魔女の家で見た夢』 青空文庫