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紛う方なく

まごうかたなく異読 まがうかたなく
表現副詞
1
標準
undoubtedly
文例 · 用例
紛う方なく、疥癬である。
菊池寛 船医の立場 青空文庫
しかしながら、マルクスは同時に、この実践哲学と関係する唯物論の理論的方面の、したがってまたこの実践哲学そのものの欠陥を紛う方なく認識した。
三木清 マルクス主義と唯物論 青空文庫
併し、第一に、少なくとも、その範疇組織や、イデオロギーとしての他諸科学諸文化との連帯関係や、世界観的特色やを通じて、間接に、併し紛う方なく明白に現われる。
戸坂潤 技術の哲学 青空文庫
一方、文字通り王国とも言うべき量の符号と祭文、歴史に関するメモと哲学的な注釈がごちゃごちゃした筆跡で書いてあり、紛う方なく現代の日付があるのにも関わらず、それは昔のジョセフ・カーウィンの筆跡と完全に一致していた。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft チャールズ・デクスター・ウォードの事件 青空文庫
風変わりな蝶番は滑らかに動き、紛う方なく輝いている石の上で完全に閉じた。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 闇をさまようもの 青空文庫
しかしこれらのスケッチは絵心のない不器用な人物には描けるようなものではなく、大急ぎでざっと仕上げられてはいたものの、その異様で堅実な技法は元になっている衰退期の彫刻の全てを凌駕していたはずだ――死せる都市の栄華の時代に古きものども自身が揮っていた技法と特徴が紛う方なく現れていたのだ。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 狂気の山脈にて 青空文庫
紛う方なく与八は、口笛を吹き吹き、ムクのあとを追うて来たものと見えます。
年魚市の巻 大菩薩峠 青空文庫
今度は低いながらも前よりは一層明瞭に紛う方なく女の啜り上げているばかりではなく、咽びながら何か途切れ途切れに掻き口説いているような若い女の含み声が洩れてきたのであった。
橘外男 逗子物語 青空文庫
作例 · 標準
今回のプロジェクトの劇的な成功は、紛う方なく君たちの不断の努力の結果だ。
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彼は紛う方なく、この現代における最も才能豊かな芸術家の一人である。
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決定的な証拠が提示された瞬間、事件の真犯人は紛う方なく彼であることが判明した。
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