門札
もんさつ異読 かどふだ
名詞
標準
doorplate
文例 · 用例
何でも上根岸八十二番とか思うていたが家々の門札に気を付けて見て行くうち前田の邸と云うに行当ったので漱石師に聞いた事を思い出して裏へ廻ると小さな小路で角に鶯横町と札が打ってある。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
これを這入って黒板塀と竹藪の狭い間を二十|間ばかり行くと左側に正岡|常規とかなり新しい門札がある。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
豊吉はうなずいて門札を見ると、板の色も文字の墨も同じように古びて「片山四郎」と書いてある。
— 国木田独歩 『河霧』 青空文庫
曰く、清葉、曰く令夫人で可いものを、誰が詮索に及んだか、その住居なる檜物町に、磨込んだ格子戸に、門札打った本姓が(滝口。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」「今度、お門札を覗いて見ませうでございます。
— 泉鏡太郎 『淺茅生』 青空文庫
門札の傍へ、白で丸い輪を書いたのは。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
あえてこの慰を独擅にせんのじゃで、到る処俺が例の観察をして突留めた奴の家には、必ず、門札の下へ、これで、ちょいとな。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
門札を見て、「フム此家だな。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
作例 · 標準
玄関に新しい門札を掛けた。
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昔の家には、立派な木製の門札が掲げられていた。
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門札を見て、ようやく探していた家だと分かった。
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