下っ腹
したっぱら
名詞
標準
abdomen
文例 · 用例
」 立合の手合はもとより、世擦れて、人馴れて、この榎の下を物ともせぬ、弁舌の爽な、見るから下っ腹に毛のない姉御も驚いて目を※った。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
大きな口と下っ腹とを御覧なさい。
— 薄田泣菫 『初蛙』 青空文庫
実際あの大きな口と、十二人の子供でも生んだらしい、だぶだぶの下っ腹とは、蛙にとっては掛け替のない宝なのです。
— 薄田泣菫 『初蛙』 青空文庫
背広服のポケットのように、大切な下っ腹を物入れに使われたのは、蛙にとって全くみじめでした。
— 薄田泣菫 『初蛙』 青空文庫
そしたら、横を通っていた電車の下っ腹から、火の噴いてるのが見えたんですよ。
— 横光利一 『微笑』 青空文庫
……」と私は渾身の力を下っ腹に入れて、叫んだ。
— 葛西善蔵 『父の出郷』 青空文庫
半平は戦意にもえると、益々ニヤリニヤリと、そして、下っ腹にグッと力をいれる。
— 坂口安吾 『現代忍術伝』 青空文庫
サト子は、こみあげてくるおかしさを、下っ腹のところで、ぐっとおさえつけた。
— 久生十蘭 『あなたも私も』 青空文庫
作例 · 標準
運動不足で、最近下っ腹がぽっこりしてきたのが気になる。
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